たまには違う漫画でも

ここ近年に読んだ伊藤潤二の「うずまき」「ギョ」「地獄星レミナ」どれもすべてカオスを極め世界が崩壊へと進むような構成だったので一瞬軽く先生どうしちゃったんぇ…と思わなくもなかったものだけど、考えてみれば15年前の短編連載時代から作風そんなだったなと原点を思い出しほっと安心するなど。日常がじわじわ（どころかかなりの速度で）非日常に浸食されて最終的に全てのっとられる構成にはショートだろうがロングスパンでも何も変わりなかった。伊藤潤二ほんとうにほんとうに大好きです、耽美は特に主眼においてないと思うんだけどその筆致！美しさ！たまらない。逆に目指してしまった？前面に押し出しすぎた？とおぼしき富江シリーズは唯一この先生の作品であまり好きじゃなかったりなふしぎ…。


ソウルイーターもDグレも10～14巻の流れが好きなんだよねーもうKAKOのHANASHI…、他になにか面白い漫画はないだろうかとキョロキョロする強化月間かもー